【お知らせ】日高報知新聞にコラムが載りました2024年03月13日 11:10

【弁護士による出前授業・出前講座】

令和6(2024)年3月10日付けの日高報知新聞に、以下のコラムが掲載されました。

 札幌弁護士会では、札幌弁護士会の弁護士が、学校や企業などに出向き、あるいはWEBを活用してオンラインで、授業・講義を行う「弁護士による出前授業・出前講座」を行っており、令和4年(2022年)3月からは札幌弁護士会のホームページから「出前授業・出前講座」の予約ができるようになりました。  
 令和6年(2024年)1月時点で「憲法」、「いじめの問題」、「刑事模擬裁判」、「刑事裁判傍聴」、「人種・差別」、「臓器移植について」、「法教育授業」、「消費者問題」、「公害・環境問題」、「労働問題」、「ジェンダーについて」、「弁護士のしごと」、「SNSトラブル防止」、「性暴力」についての14の授業・講座が開設されております。

 私も、「SNSトラブル防止」、「性暴力」の授業に携わっているのですが、例えば、過去実施されたこれらの授業については、対象範囲を札幌市内に限定していないこともあり、札幌市以外の地域、遠くでは道北や道東の学校からもお申し込みをいただいております。また、日高地方の学校からお申し込みをいただいたこともあり、弁護士を現地に派遣した授業を行い、非常に好評だったとお聞きしております。

 私自身も、講師として中学校の1学年全員を対象に体育館で「SNSトラブル防止」の出前授業を行った経験があるのですが、SNSトラブル始めインターネットに関するトラブルの若年化が深刻化していると感じられました。SNSトラブルを防止するためにも、小学校、中学校といった若年の内からのインターネットリテラシー教育(インターネットを正しく安全に活用する知識・技術を学ぶ)を行うことは非常に重要なところですし、受講した生徒や先生からは、生の弁護士に接することができ、かつ法律の専門家から直接学ぶことができる貴重な機会でもあり生徒への影響も大きかったとの声を頂いております。

 このような札幌弁護士会による「出前授業・出前講座」は、中学校、高校、大学といった教育機関やPTAに関しては講師料を無料(※交通費は実費が発生する場合があります)とするなどしておりますので、お気軽に広く皆さまにご利用いただけたら幸いです。